文化幼稚園のご案内

府中市の中心に位置し、京王線府中駅より徒歩圏内にある唯一の幼稚園です。
府中市立府中第一小学校及び府中市立府中第一中学校の学区内にあり、お稽古事に通うのもとても便利です。
創立63年の歴史ある幼稚園で、長年小学校の校長を務めた大久保龍先生が、幼児教育の重要性を実感し、小学校に入学するまでに育てておきたいことを指導するために創立しました。
(こんな子を小学校に進学させたいという願いを込めて…。)
経営中心の幼稚園が多い中、園長をはじめ全教諭が幼稚園教諭免許を有し、高等学校・中学校・小学校教諭免許及び保育士資格を併せ持っています。ですから、子どもの発達段階を熟知し、子どもを第一に考えた保育をします。

〇年少組は、幼稚園に慣れること、楽しく幼稚園に通うことを目指して、生活習慣を中心に指導します。
(排泄・着替え・できることは自分でやる・友達と仲良くあそぶ・・・。)
〇年中組は、生活指導に加えて文字や数に興味関心を持つ機会、季節を感じる行事を多く体験します。
(ルールのある遊び・えほんやお話に興味を持つ・絵や文字で表現する喜び・・・。)
〇年長組は、生活習慣の充実・友達との関わり・思いやりなどを育むと共に、学習の基礎を身につけます。
(小さい子の手助けをする・自分でやり遂げる達成感を味わう・数や文字や楽器に興味を持つ・・・。)

幼児期の経験は、人間形成の基礎の部分です。この時期にしっかりとした「根っこ」を育てておくことが重要です。その「根っこ」を育てるためには、家族の愛情が一番の栄養になります。
この時期は、繰り返し体験することで、どんどん成長していきます。子どものできることを、私たち大人が奪うのではなく、見守ってあげることで育っていきます。生きる力はここから育っていくのです。

        今の時期しか味わえない子育てを、どうぞ楽しんでください。
        愛情を注いて育てて上げさえすれば、必ずいい子に育ちますよ。
        私たちは、そのお手伝いをさせていただきます。

【課外授業】 勉強教室・体操教室・ピアノ教室・ダンス教室


この立派な「根っこ」を育てるためには、就学前が重要と考え保育を展開しています。
日常の保育を通して体力をつけ、仲間と遊ぶ中で協力すること・ルールを守ること・相手の気持ちを思いやること・仲間と遊ぶ楽しさを体験します。幼稚園では、たくさんの経験をしますので、その中から自分の好きなこと、得意なことを見つけ、自信や達成感を味わい、やる気・やり遂げることへの喜びへとつなげていきます。私たちは、そのサポートをしていきます。
幼児教育に力を入れている文化幼稚園を、どうぞよろしくお願い致します。

                    就学前教育カリキュラム 改訂版 東京都教育委員会 より

小学校へ進学してからの喜びの声を、たくさん聞きます。
「きちんと座ってお話を聞くことができ、褒められました。」「ゆとりを持って、楽しく通っています。」「運動会ではリレーの選手・鼓笛隊…、学習発表会では楽器演奏や発表で活躍しています。」「絵画や書写展などでも賞をいただいて、見に来てね」という嬉しい報告をたくさん聞きます。
それぞれ、得意な分野で活躍しているようで喜んでいます。

園の紹介

 昭和11年まだ東京市と言われていた頃、小学校長を歴任していた大久保龍先生は、当時、日本の幼児教育の先駆けとして、杉並区阿佐ヶ谷に大楠公文化幼稚園を創立しました。 その後、太平洋戦争前まで続いた幼稚園も疎開が進み、休園してしまいましたが、戦後、小中高校の教育に携わっていた大久保龍先生は、ふたたび、幼児教育の必要性を考え、昭和30年 東京都の認可をうけ、現在地に府中文化幼稚園を設立しました。
 義務教育前の幼児を「気品のある子」「賢い子」「健康な子」「心の優しい子」に育てます。そして、バラエティーに富んだ行事による体験教育を重視し、自信を持って小学校へ進学させたいと考えます。

保育方針

生きる力の基本である生活指導をします

正しいトイレの使い方、食事のマナー、着替え、自分の物と人の物の区別、正しい手の洗い方、整理整頓などの生活習慣の基礎を繰り返し指導します。 できることは自分でやるよう促します。そして、しっかり歩き・走り・身体を動かして遊ぶことで、健康でたくましい心と身体を育てます。

日本の四季を通して行う行事教育を重視します

四季折々の伝統行事を通して、春夏秋冬の自然を感じ、日本の行事に興味を持ってほしい。 みんなで楽しく運動会やお遊戯会などの様々な体験をする中で、我慢することや思いやりの気持ちを養います。

毎日の遊びの中で集団社会の経験をします

泣いたり笑ったりの遊びを通して、相手の気持ちを考えたり、仲良く遊ぶためには守らなければならないルールがあること、友だちの大切さに気付く小さな社会が幼稚園です。 きちんと挨拶ができる子、悪いことをしたら素直に謝れる子になってほしいと思います。

幼児期に学ぶべき大切なことを身に付けさせたい

「やってよいこと、わるいこと。」をよく考えて行動するように促す。また、最後までやりぬくことで、達成感を得ることができ、やる気になります。 幼児は、体験の数だけ成長します。自分でやる喜びや友だちと協力してやる楽しさに気付き、相手を思いやる気持ちも芽生えます。 進学後、時間割や宿題が自分ででき、忘れ物をせず、無遅刻無欠席を目指し、苦手なことでも忍耐強く頑張り、問題解決を自ら考えられる子に育てたいと思います。

たのしい幼稚園

当園では結果よりも過程を重視して指導します。ですから、行事を終える度に大きく成長します。できるだけ休まず、たくさんの体験をさせてあげましょう。

OB会

夏休みに、卒園児を対象にOB会を行い、先生やお友だちと遊んだり、語り合って楽しい一時を過ごします。 どの子も、それぞれに小学校で活躍している様子で、楽しそうに話してくれます。

園の様子